不動産会社をシズらせる ― 業務の最小単位から始まる変革
- 弘瀬 達也
- 9月19日
- 読了時間: 2分
属人化の限界を超えるために
不動産管理会社やPM会社の現場は、膨大な業務で溢れています。
入居者対応、修繕依頼、送金処理、クレーム管理……。
これらの業務は担当者の経験や勘に依存し、属人的に処理されているケースが少なくありません。
しかし、このやり方には限界があります。人材不足や業務負荷の増大が経営課題となり、組織全体の成長を妨げています。

「取引」という最小単位で業務を見直す
SizzleLabが提案するのは、業務を「取引」という最小単位で再設計するアプローチです。例えば、1件の修繕依頼は「発生 → 見積 → 発注 → 完了確認 → 支払」の一連の取引であり、これを「売上・原価・進捗・評価」という4つの要素で整理することができます。
この視点を導入することで、業務は属人化から解放され、経営層はリアルタイムで収益性や効率性を把握できるようになります。現場にとっては「見える化」、経営にとっては「意思決定の武器」となるのです。
DXとAIが支える「次のステージ」
「取引」単位の設計を基盤に、DXとAIを重ね合わせることで、不動産会社は新たな可能性を手にします。
CRMで案件を一元管理し、データを活かした顧客対応
AIによるクレーム分析で、問題の傾向と改善策を即時に提示
修繕や空室の発生を予測し、先手を打ったオペレーションを実現
こうした仕組みが整えば、不動産会社は単なる「業務処理型組織」から「戦略的な価値提供企業」へと変貌します。
「シズらせる」とは何か
私たちが掲げる「不動産会社をシズらせる」とは、効率化の先にある未来を意味します。それは、データとテクノロジーを駆使しつつ、人と人との関係性に誠実であること。オーナーに信頼され、入居者に選ばれ、社員が誇りを持てる会社に進化すること。
SizzleLabはその挑戦を、パートナーとして共に歩んでいきます。
最後に
不動産会社の変革は、壮大なプロジェクトではなく、一つの「取引」から始まります。
小さな単位を積み重ねることで、やがて会社全体がシズり出す。
その瞬間を、私たちは共に創りたいと願っています。
コメント