SizzleLabの始まり ― すべての不動産を、すべての不動産会社をシズらせるために
- 弘瀬 達也
- 9月19日
- 読了時間: 2分
更新日:9月19日
不動産業界に身を置いてきた中で、私は常にひとつの疑問を抱えていました。「なぜ、これほど人と暮らしに深く関わる不動産が、数字と効率だけで語られてしまうのか?」
賃貸管理の現場では、膨大な業務が属人化し、煩雑なフローに埋もれています。一方で、物件そのものは「誰にどんな暮らしを届けるか」という本質を見失ったまま市場に並び、差別化を失いつつあります。
この 「会社」と「不動産」両方の課題 に向き合うために立ち上げたのが、SizzleLab です。

「取引」という最小単位から業務を再設計する
SizzleLabの発想の原点は、業務を細分化し「取引」という最小単位で捉えることでした。一つひとつの取引を売上・原価・進捗・評価で整理すれば、現場の負担を軽減しつつ経営判断に直結するデータを得ることができます。この考え方をDXやAIと掛け合わせることで、不動産会社はようやく 「現場と経営がつながる」 環境を手にできるのです。
不動産を「粒立たせる」発想へ
もう一つの原点は、不動産そのものを見つめ直す視点です。建物や設備だけでなく、「誰に住んでもらいたいのか」「どんなライフスタイルを描けるのか」を徹底的に考え抜く。リノベーションや新築企画、ペット共生賃貸といった切り口で、一棟一戸を「粒立たせる」ことが、不動産の価値を最大化する答えだと確信しています。
二つの挑戦を同時に
SizzleLabのミッションはシンプルです。「すべての不動産をシズらせる、すべての不動産会社をシズらせる。」
DX・AIで業務を変革し、不動産会社をシズらせる。プロモーションや企画で物件を粒立たせ、不動産をシズらせる。この二つの挑戦を両輪で進めることで、不動産業界はもっと魅力的で、未来に開かれた産業になれると信じています。
始まりは小さな違和感から
SizzleLabは、巨大な資本から始まったわけではありません。「この業界はもっと良くできるはず」という現場での違和感を原動力に、実践と試行錯誤を重ねながら育ってきました。そして今、多くのパートナー企業と共に、新しい不動産のあり方を形にし始めています。
これからの挑戦へ
不動産会社も、不動産そのものも、まだまだ眠っている可能性があります。SizzleLabはその可能性をシズらせるために存在します。
ここから先も、私たちは 「未来の不動産をデザインする仲間」 を求め続けます。そして、すべての不動産と、すべての不動産会社を、次のステージへ導いていきます。



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